電磁波シールド

プラスチックの表面(一部または全体)に金属を蒸着して、導電性の膜を作り、電磁波シールド効果をもたせるものです。蒸着材料としてはアルミニウムや、銅が使われます。膜厚は1~2μmくらいです。銅を蒸着する場合は、銅単体では酸化劣化しやすいので、ニッケルや錫、ステンレスなどを銅の保護材として、2層蒸着します。かつては、ノートパソコンや携帯電話のほぼ全てに採用されていたものですが、その後の技術革新により、シールド蒸着の需要はほとんど無くなってしまいました。

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